人格形成は、どのように作られるのか?


【其の56】人格形成が形作られる経緯

しかし、これらの理由も、次の理由に 比べてみますと、
有力なモノとは思えません。

それよりも、あなたのフランクリン自伝が 将来の偉人を作り出す上で
良い影響を及ぼすこと、また、先々で出版される お考えである。

と伺っている著作 「 徳に至る道 」 とともに、

各々の自己を向上させる 様々な性質を高め、人格形成を構築し、
その結果、あらゆる幸福を増進させる上に役立つこと。

前述の理由よりも、このような点が、はるかに重要である。
と考えられるのです。

>> 人格形成とは? コチラからご覧いただけます。

徳に至る道

1731年の頃、フランクリンは、世間の人々が 私利私欲の道に走り、
その結果、いろいろ面倒な問題が 起こっているのを目にしていた。

それを見た フランクリンは、この悪い風習や 習慣を改善しよう
として、若い人たち同士が集まり、己の悪い習慣・悪い思考の癖を
改善し、人格形成を成していく団体を作ろうと考えた。

同時に、「 徳に至る道 」と題して、人生に良い影響を与える
良い習慣を身につけることを勧め、また、これらを実践する道を
説いた書物を 書き綴ろうとしていた。

しかし この計画は、ベンジャミン・バオーン氏の手紙が送られた
時点では、実現しなかった。

その後も、フランクリン自身は 書く意欲もあり、また、人からも
執筆を勧められていたが、ついに 計画止まりのまま終わって
しまい、惜しまれつつ お蔵入りとなった。

いま申しました2つの著作(フランクリン自伝と、徳に至る道)は、
何よりもまず、独学のみごとな手本を示してくれます。

これまでの学校教育、あるいは、その他の教育のどれもが、
誤った方針のもとに行われており、道具も拙劣であれば、狙いも
間違っております。

 

ところが、あなたの道具は簡単で、かつ、狙いも的を射ているのです。

ですから、両親や 若い人々が、自分が これから生きて行く人生の
道のりに対して、適切に判断し 準備を整えていくための 正しい手段、
人格形成を形作るモノが、これといって、何も与えられていない今日…。

“問題の鍵は、多くの場合、その人自身の手の中にある。”

という、あなたの発見は、この上もなく貴重です。

 

人が年をとってから受ける感化は、ただ時期が遅いというだけでなく、
効果も大きくはありません。

私たちが、面だった重立った習慣や偏見を身につけるのは、若い時代です。
職業や仕事や結婚について、選択を行うのは、若い時代です。

したがって、私たちの向かう方向は、若い時代に定まり、
若い時代に、次の世代の教育までが与えられ、
若い時代に、公私の性格が 決定されてしまうのです。

人の一生は、青年の時代から 老年の時代に至る。という、
ただそれだけの モノにすぎないのですから、人生は、若い時分から、
とくに人が、その主要な目的について 選択を行うそれ以前から、
立派に始めるのが本当です。

<フランクリン自伝 誕生秘話 / 偉大な男の処世術を公開>

by 上田真司

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