無料で一般教養を高めるツールを設立


【其の52】無料で一般教養を高めるツールとは?

このころ、私たちのクラブの集会場(ジャントー・クラブ)は、
居酒屋ではなく、グレイス氏の家の小さい一室を それに当てていたが、
ある時、私は 次のような提案をした。

クラブの集会場(ジャントー・クラブ)とは、フランクリンが
有能な 知人の多くを集めて、お互いの向上を計る目的で作った
クラブのことを指す。

>> ジャントー・クラブの詳細は コチラ

いろんなの問題に関する、私たちの論文の中には、各自が
所持している 書物の中から、引用されることが多い。

ということは、集会の場所に、クラブのメンバーそれぞれが
所持している本を 全部 持ち寄って、必要に応じて 調べる
ことができるようにしたら、とても便利だろう。

このようにして、みんなの書物を集めて 共同図書館を作って
おけば、我々に、1つの場所に まとめて置いておくつもりが
ある限り、その間は、クラブのみんなが 他の会員の本、全部
の本を見たり、読んだり、調べたりするなど 便利が得られる。

一人一人が、全ての本を 所持しているかのように、
それぐらい有益だろう。

この提案は、クラブの全員が気に入り 賛成を得た。

そこで 私たちは、一番 手放してもよいような本を持ち寄って、
この室の一隅に集めた。

だが、思っていたホド 本の数は集まらなかった。

この 本を収めている書庫は、一般教養を高めたり、議論をする為に
調べものをするなど、非常に役に立った。が、しかし、うまい具合に
管理が行きとどかなかった為に、トラブルが起こることもあった。

そのため、約1年後には解散になり、各自 自分の本を持ち帰った。

 

さて、私は 初めて、公共の性質をおびた計画に手を出した。

そう、組合図書館の計画である。

私が原案を作り、この町で 有名な公証人 ブロックデンに頼んで
定款(ていかん) を 作成してもらい、ジャントー・クラブの
友人たちの援助によって、50名の組合員が集まった。

定款(ていかん)とは、
会社の組織や運営方法など、会社の基本的なルールを定めたもの。
会社を設立するとき、必ず作らなければならない重要なもの。
組合員は最初に、組合費として 一人につき 40シリング。

 

その後は、組合が存続する予定である 50年間。
毎年 10シリングずつ出す規則があった。

その後、組合員が100名に増えた為、法人にすることにした。

これが、現在各地に行われている 北アメリカ組合図書館の元祖である。

私たちの図書館そのものも、立派なモノになったばかりか、
なおも 成長し続けている。

アメリカ人 全体の知識水準を高め、平凡な商人や 百姓の
一般教養を深め、よその国の 大部分の紳士たちに、劣らないレベルに
まで引き上げたのは、これらの 図書館の効果である。

また 私が思うに、全植民地の住民が その権利と、それに伴う利益を
守るために、みんながこぞって 抗争に立ちあがったのも、いくらかは、
図書館の設置によって、知識水準や 一般教養が高まった影響もある
と思われる。

<ベンフランクリン結婚 / ベンジャミン・フランクリン13徳>

by 上田真司

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