人間関係がうまくいかない2つの要因


【其の50】人間関係がうまくいかない要因

私は、できるならば、印刷所の借金の残りを 払えるぐらいの持参金を
付けて貰えると助かる。と、彼女に そのように伝えた。

ただ、借金といっても、その頃はもう 100ポンド以下だった。

しかし、ゴッドフリの妻が

「 娘の親は、そんな お金を出す余裕は 家にはない そうだ。」と
伝えてきたので、私は、

「 それなら家を担保にして、お金を借りたらいいのでは ないか?」
と 言ってやった。

 

すると、4~5日たって それに対する返事がきた。

単刀直入に言えば、この結婚には“不賛成”だというのである。

その理由については、ブラッドフォードから聞いて 知ったことだが、
印刷屋は とても儲かる商売ではないこと。

活字は消耗品で すぐ駄目になる。だから、次から次へと 活字を購入
しなければならない。そのため、ここ フィラデルフィアで 印刷屋を
開業していた、キーマーも、デイビッド・ハリーも 次々に失敗した。

私(フランクリン)もまもなく、2人の後を追うだろう。
というのであった。

 

そこで私は、その家に出入り禁止となり、娘は外出を禁じられた。

このような、娘の親の態度の変化には、彼らの結婚へ対する考えが
急に変わった為なのか、それとも、

今さら後へは引けぬほど、私たちは とても深い仲になっているから、
こっそり 結婚するだろう。そうすれば、持参金を出そうが、
出すまいが自由だ。と考えて打ってきた手なのか、私は知らない。

しかし、私は どうやら後者ではないか? と思った。

そう思った私は、腹を立てて 2度と再び出かけることは無かった。

 

後に、私の元へ ゴッドフリの妻が訪れてきた。

そして、話しの よりを戻そうと、先方の意向について 都合の良い
ことを並べたてては、私に説明した。

しかし 私は、あの一家とは これ以上かかわり合うつもりはない。
と きっぱり言ってやった。

これが、ゴッドフリ夫婦を怒らせる 引き金となり、私たちの
人間関係は破滅し、今までずっと 同じ屋根の下に住んで 暮らして
きたが、彼らは 引っ越して行った。

私は 広い家に、一人ぼっちになったが、これからはもう
同居人はおくことにしない。決心した。

【未公開資料から引用・解説】
> 人間関係が崩壊する2つの原因 )でも書いた通り、
人間関係がうまくいかない大きな理由は、主に以下の2つ。

●お金関係 ●男女関係 が原因であることが多い。

しかし、この一件があったことで 私は、結婚について考えるよう
になり、周囲を見渡しては、他の方面に 話しを持ちこんだりした。

だが、印刷屋という商売は、世間一般では「つまらない商売」だと
思われているため、持参金を持ちこめる 妻をもらうのは困難だ。
と、私は まもなく気がついた。

もし仮に、持参金を持ちこめる人が いたとしても、それは、
「持参金つき」という以外には、魅力もなく、私の好みのタイプ
ではない 女性ばかりだった。

 

そのような 結婚活動をしている間にも、本能レベルから
湧き起こる青年時代の情欲を 抑制することが 出来なかった私は、
その欲求に駆られて、私は、たまたま出会った 怪しげな女たち ※
と、しばしば 関係を結んだ。

セックスをするにも費用が かかるし、とても都合が悪いこともある。

何よりも、悪い病気を もらわないだろうか…? という健康上の
心配が 絶えずつきまとい、最も恐れていたことだった。

だが、幸なことに、悪い病気だけは もらわずに済んだ。

フランクリンの言う、怪しげな女性・その女性との関係の間に
生れたのが、ウイリアム・フランクリンである。

その母親は、一説には、フランクリンが 使っていた女中だとも、
リード嬢だとも言われるが、正確なところは 明らかでない。

どちらにしても、フランクリンが リード嬢と結婚すると、
ウイリアムは引き取られて、新婚夫婦の元で 育てられた。

<嫌われる人の特徴とは? / ベンフランクリン結婚秘話>

by 上田真司

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

以下の記事も読むと、さらに成功習慣が身に付きます

タグ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

このページの先頭へ