いくら頑張っても儲からない人の傾向


【其の31】努力しても、頑張っても儲からない

下の部屋でメレディスに出会ったので、私の荷物を預かって
後で下宿先へと届けてもらえるよう頼んだ。

私のその頼みに、メレディスは快く従ってくれたので、
夕方、下宿先へと荷物を持ってやってきてくれた。

私は メレディスに、今後の身の振り方を相談した。

彼は、私のことを とても尊敬してくれていたので、
自分(メレディス)が キーマーの元に残っているのに、私が、
印刷所を出て行くのを とても残念に思っていた。

 

私は、ぼちぼち 故郷へ帰ろうと思い初めていたのだが、
メレディスは、その考えを 改めるようアドバイスをくれた。

というのも、彼が言うには、キーマーは持っているモノを
全て担保にして お金を借りているのだが、お金を貸した連中は
心配し始めている。というのだ。

また、経営もヘタクソなので、「現金が欲しい」という
目先の利益に翻弄されるあまり、どれだけの儲けになるかも
考えずに売ったり、帳面にもつけずに 掛売り※ したり…

と、終始そんな 無知なお金のやりくりをしている。
だから、いくら頑張っても儲からないし、100%失敗する。

掛売りとは?
 即金でなく、一定期間後に代金を受け取る約束で品物を売ること。

【未公開資料から引用・解説】

楽をして稼ぎたい、目先の現金欲しさに、後先 考えずに
行動すると、一生懸命 働いているのに儲からない…という
落とし穴に嵌り、いつまで経っても抜け出せない。

楽をして稼ぎたい、目先の利益に翻弄されやすい人は、
たとえ 稼げたとしても、花火のように一瞬で終わり長続きしない。

だから、そこを狙って乗り出したら良いのではないか? と、
メレディスは、私に勧めるのであった。

私は、「お金がないから…」と 話しに乗らなかった。

すると、メレディスは、

「 私の父親は、あなた(フランクリン)のことを とても高く
評価していて、これまで 自分が話し合ったところから考えて、
もし あなたが、“共同で 事業を行っても良い。”と 言って
くれれば、開業に必要な資金ぐらいは 出してくれるはずだ。」

 

さらに彼は話を続け、

「 僕の年季は、春になれば明ける。その時までには、印刷機や
活字を、ロンドンから取り寄せることも 出来るはずだ。」

僕は、腕の良い職人ではない。ということは、自分でも
分かっている。だから、あなた(フランクリン)さえ
良ければ、資本は ぼくが出すので、あなたは仕事の腕を貸す。

そして、利益を 折半することにしたらどうだろうか?」

この メレディスの提案には、断る理由も見当たらないため、
私は承諾することにした。

そして、彼の父親は町にきていたが、メレディスの提案に
父親も快く賛成してくれた。

 <人間関係が崩壊する原因 / 企業が欲しい人材になる極意>

by 上田真司

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