目先の利益に捉われると失敗する事例


【其の28】目先の利益に捉われ失敗したケース

キーマーの印刷所には、以下のような連中が働いていた。

●ウェールズ系のペンシルベニア「ヒュー・メレディス」

年齢30歳。田舎で百姓仕事を仕込まれていた。
性格は、誠実で物分かりがとてもよく、シッカリとした経験を
積み重ねており、少しばかり読書も好んでいた。
ただし、飲酒グセがあった。

 

●スティーブン・ポッツ

一人前に成長した年齢。満20歳になった田舎出の青年。
ヒュー・メレディス同様、百姓に育ち、人とは違う天分を持ち、
その場に応じて、とっさに適切な応対や発言が出来る鋭い才知。

それでいて、面白いシャレや冗談を言うなど、ユーモア溢れる
表現にも優れていた。ただ、欠点としては、少々怠け者であった。

 

上記の2人を、キーマーは とんでもなく安い週給で雇い、
仕事が出来るようになれば、その仕事の能力に応じて
3カ月ごとに、1シリング( 今の日本円に換算すると、約2千円 )
ずつアップする約束をしていた。

2人は、その 約束の高い給料が もらえるものだと思い込み、
目先の利益に目がくらみ、現時点では 安い賃金だとしても、
キーマーのところで働くことになった。

【未公開資料から引用・解説】

仕事に限らず、ダイエットでも何でも、人生に起こる全ての物事は、
目先の利益に捉われず、長期的視点で考え、行動しなければ、
騙されたり、借金をしたり、ダイエットに何度も失敗する。など、
失敗を繰り返し、後になって後悔しても、手遅れになることが多い。

メレディスは印刷を。ポッツは製本で働く手はずになっており、
各仕事を キーマーが教える約束だった。

が、しかし、肝心のキーマーは、印刷業も、製本業も、
そのどちらの仕事も無知だったのだ。

 

●ジョン

というアイルランド人は、全く無教育で育ったためか、
手に職はなく、キーマーが、ある船の船長から買い取ったのだ。

そして、4年の年季奉公※ をさせることにしたので、
予定としては、印刷工に仕込まれるはずだった。

年季奉公:雇用者との契約の下に、一定期間働く雇用制度の
 一形態。多くの場合、住み込みで、食糧や日用品は
 支給された。しかし、給与は支払われないか、
 支払われたとしても、極く僅かなものだった。

 

●ジョージ・ウエブ

オックスフォードの学生で、この学生の4年の年季も
ジョン某と同じように、キーマーが買い取ったもの。

キーマーは、彼を、活版印刷の一工程。原稿に指定された
体裁どおりに、活字や込め物を組み合わせて版をつくる
「植字工」にするつもりでいた。

ジョージ・ウエブについては、後ほど 詳しく述べることにする。

他にも、デイビッド・ハリー という男がいたのだが、
この男は、田舎出の少年で、キーマーが見習奉公に雇い入れた。

<脱サラ起業し成功した裏側 / 長期的視点が成功へ導く>

by 上田真司

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