気持ち良く町内会費の集金を行う方法


【其の133】円滑に自治会費・町内会費の集金を行う方法

私たちの町は、とても 正しく整うよう設計されており、通りは とても広く、
真っすぐで 直角に交差していた。

が、残念なことに、せっかくの その通りも、長い間 舗装されないまま、
手入れされないままだった為に、雨の日には 重い車の車輪のために、
鍬(くわ)で 土を掘り返したように、泥沼になっていた。

そのため、泥沼になった道を 横切るのにも苦労し、日照りが続くと
今度は、砂埃が舞って 空気中が汚れてしまい、困っていた。

 

私は、ジャージー市場と呼ばれている 近くに住んでいたが、その泥沼道
のため、町の人々が 食料品を買うのに、泥まみれで 歩いているのを見て、
いつも気の毒に思っていた。

その中に、市場の中央から先の、ほんの少しの地面が レンガで舗装された
為、市場に来てしまえば、シッカリした足場があるようになった。

だが、そこに辿り着くまでに、靴の上まで泥だらけになってしまうのだった。

私は、この問題について意見を述べたり、文章を書いたりして、やっとの
こと 私が 世話役になって市場と、両サイドの家に沿って作られた レンガ敷き
の歩道との間を 石で舗装することにした。

これによって、しばらくの間は、靴が泥だらけになることなく 市場に出入り
することが出来るようになった。

 

しかし、同じ通りの他の部分は、依然として舗装されていないままであるため、
泥の中を通ってきた車が、この舗装道路のところへ来るたびに、泥を落としては
次第に その舗装された道路が泥だらけになってしまうのだった。

しかも、このころはまだ、町に掃除をする人がいなかったので、その泥を
掃除してくれる人もいなかった。

そこで、道路を掃除してくれる人を探すことにした。

しばらく掃除人を探していると、各戸で 月6ペンスの報酬で、週に2回
往来を掃き清め、各戸の前の泥を掃除してくれる条件で 仕事を引き受け
てくれる人が見つかった。

その男性は、とても貧乏ではあるものの、仕事熱心な男性であった。

 

そこで私は、月わずか6ペンスで得られる、その地域周辺の利益を述べた
一文を執筆し印刷した。

みんなが沢山の泥を足につけて、その泥を運んでくる。ということが
無くなるから、家の中をきれいにしておくのに、手間隙がかからなくなる。

また、買い物をしたい人が やってくるのが容易になるから、その分、
お客さんも多くなり、また、風の強い日でも 砂埃が舞い、それによって
商品が汚れてしまう。といったことが無くなるメリットがある。

などを書き綴った印刷物を一部ずつ、各家に配っておいてから、
1日2日たって、この月6ペンスの報酬を支払う取り決めに入る家を、
調べに歩いて回った。

すると、一戸残らず この「月6ペンスの報酬を支払う取り決め」に
署名してくれた。

 

しばらくの間、この取り決め事は きちんと実行された。

町の人々は、誰にとってもメリットがあるため、みんな市場の周りの道が
綺麗に、清潔になったのを 大いに喜んだ。

こうしたことから、「 通りという通りを 全部 舗装したい! 」と、
みんなが望むようになり、「 そのためなら、税金も快く出そう! 」
考えるようになった。

【未公開ノウハウから引用・補足】

自治会費・町内会費の集金にも同じことが言える。

誰しも自分にメリットがなければ、自治会費・町内会費だろうと
支払いたくないものだ。

よくある話だが、引っ越しをしてきた人などに、何の説明もなく、
いきなり 自治会費・町内会費の集金しにくる人もいる。

しかし、相手が “お金を払うに値するメリット” を 感じていない状態で、
自治会費・町内会費の集金を しても、払ってもらえない事もある。

仮に、自治会費・町内会費の集金時に 支払ってもらえたとしても、
支払った相手は 快く思っていないのが 正直なところだろう。

つまり、支払った後に 不平・不満や 疑問が残ることになる。

そのため、まずは、どんなメリットがあるのか? を 相手に分かる
ように説明すべきだ。

自治会費・町内会費の集金をする以上、その責任はあると考える。

それによって、相手も納得してからお金を支払うため、気持ち良く
支払うことができる上に、集金する人にとっても 気持ちの良い
やり取りが出来るであろう。

それがまた、町の発展にもつながるのだから…。

<寄付金を集める方法 / 発明・アイディアの出し方>

by 上田真司

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