巨万の富を築いた男の、寄付金を集める方法


【其の132】寄付金を集める方法:巨万の富を築いた男の非常識な方法

このような、寄付金を集める方法の為に 編みだした法案のおかげで、

“フィラデルフィアに病院を設立する”ために 必要な資金が足りなかった。
そこで、多くの人たちに 寄付金を募ることになったが、その応募額は
設立に必要な金額を 超過するほど集まり、私たちは、州会に補助金を請求
して下付を受け、計画を実行に移すことができた。

やがて、便利で立派な病院の建物が 建てられた。

その後、この病院を利用する人は 途切れることなく増え続け、社会に貢献し、
今日もなお 繁栄を続けるに至っている。

私の政治的な駆け引きの中で、この時ほど上手くいったことが、嬉しく
思えた例は 他にはないし、また、寄付金を集める方法を用いるにあたり、
少し 狡猾な手段を用いた。と、後では思うこともあったが、だからといって、
罪悪感に苛まれることもなかった。

 

やはり同じころ、ギルバート・テネトン牧師(1703-64 長老教会派の牧師)
が発起人になり、「礼拝堂を新たに設立するために寄付金を募りたいため、
援助して欲しい。」
と、私に頼んできた。

それは、元来がホイットフィールド氏の弟子だった長老教会はの信者の中で、
彼の周囲に集まった人々の使用に当てるためであった。

市民に何度も寄付を頼むのは、市民たちに嫌がれる。それは快くないため、
私は、この申し出は ハッキリと断ることにした。

すると、ギルバート・テネトン牧師は、

「私の今までの経験で 気前がよくて、しかも、公共心があると思われる
  人物のリストを作って欲しい。」

と頼んできたのだ。

 

しかし、私はその申し出も キッパリと断った。

というのも、私が寄付を募ったとき、寄付してくれた人たちは親切に応じて
くれているのに、その応じてくれた人たちの名前を書き出し、他の寄付金を
募ったり、物乞いをする人たちのために 不快な気持ちにさせられうのは
とても不謹慎な話だと思ったからだ。

そのため、私は、リストを作ることも断った。

「それでは、せめて、アドバイスだけでも欲しい。」と伝えてきたため、
私は次のように、寄付金を集める方法を答えた。

寄付金を集める方法のアドバイスなら、喜んでいたしましょう。
まず第一に、幾らかでも出すと分かっている人には、全部に頼むことです。

次には、出すかどうか分からないと思う人に当たってみて、出してくれた
人たちのリストを提示するのです。

最後に、あらかじめ“この人は出さない”と分かっている人でも、
無視しないことです。

というのは、あなたの思い違いの可能性もあるからです。

すると、ギルバート・テネトン牧師は笑ってお礼を述べ、私のアドバイス
通りに実践してみよう。といったが、実際、私が教えた 寄付金を集める方法
のアドバイス通りに実行に移し、あらゆる人に依頼して回った。

そして、予想よりも遥かに 多くの寄付金を集めることに成功し、そのお金で
今もなお、アーチ通りにある、あの広い立派な礼拝堂を設立したのである。

<人の心を動かす心理術 / 町内会費の集金を行う方法>

by 上田真司

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