必ず勝つ!負けないビジネス交渉術:其の弐


【其の118】敵を味方に変えたビジネス交渉術:其の弐

私たちがこの問題を討議していると、給仕がやってきて、
2人の紳士が私に話がある。といって、下で待っていると言った。

1階に下りてみると、クエーカー教徒の組合員が2人来ていた。

組合員が私に言うには、すぐ近くの酒場に 仲間が8人集まっており、
必要であれば、出席して 私たちに 賛成投票をする決心であるが、
その必要が ないほうがありがたい。

こんな案に賛成すると、長老連や 仲間たちとの間に、ごたごたが
起こりかねないから、われわれの助けを借りないでも、上手くいく
ものならそうして貰いたい。というのであった。

こうして私たちは、ビジネス交渉術によって、多数を獲得する
ことが 確実になった為、私は2階に上がり、少しばかり ためらう
ような素振りをしてから
、もう1時間延ばすことに同意すした。

 

あえて、「 少しばかり ためらう素振りを見せる 」という
ビジネス交渉術を活用すると、モリス氏は、まことに公平な話だ
と言った。

ところが、ビジネス交渉術によって、「 反対する」という友人が
一人も姿を見せないモノで、彼は すっかり慌てていたが、その中に
時間が切れたので、私たちは決をとり、8対1でこの案を通過した。

こうして、ビジネス交渉術を巧みに使うことで、
22人のクエーカー教徒のうち、8人は、私たちに賛成投票を
入れようとしていた。

13人は、この案に 反対ではないことを示すために
欠席したのだから、防衛に まこと反対のクエーカー教徒の数は
21人に1人の割合に過ぎないと、後で 私は見積もった。

なぜなら、これらの人々は、みな組合の正規の会員であり、
仲間の中でも評判のよい人々で、また、その会合で、どんな問題が
出るかは、事前に調べて 分かっていたはずだからである。

 

政治家のローガン氏(1674-1751)は、学識に富んだ尊敬すべき人物で
古くからのクエーカー教徒であった。

だが、同派の人々にあてた一文を書いて、自衛戦争に賛成の旨を
表明し、多くの有力な論拠をあげて、その考えを裏付けた。

ローガン氏は、砲台建設の富クジ券( 現在の宝クジの起源 )を購入
するため、60ポンドのお金を私に預け、クジで当たった配当金は、
すべて砲台建設の目的のために使いたい。と伝えてきた。

彼は、防衛について、旧主ウイリアム・ペン(有名なクエーカー教徒・
ペンシルベニア植民地の創立者:1644-1718)の次のような逸話を
私に話してくれた。

<クエーカー教徒を味方に変えた交渉術 / 相手がNOと言えない交渉術>

by 上田真司

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