宝クジを利用した資金調達方法


【其の115】資金調達方法:くじを発行し短期間でお金を集める

解散後、趣意書( 趣旨を書き記した文書 )を集めてみると、
署名者は 実に、1200名以上にもなっていた。

この趣意書は、同じ植民地の 他の地方にも配られていた為、
署名者はついに、1万名を超えるホドになった。

これらの人々は、できる限り 短期間の間に武装を整え、
中隊、連隊を編成し、将校を選出した。

そして、毎週集合しては、銃の扱いや射撃の軍事訓練などを
受け始めたのである。

女の人たちは、自分たちの間で寄付金を集めて 絹の軍旗を
作成し、この軍旗を 中隊に寄贈した。

実は、この軍旗には、私(フランクリン)が考案した、
各 中隊によって異なる図案と、基準、規範、指針、理念を
簡潔にまとめた文章や言葉が 書かれてあった。

 

フィラデルフィア連隊を構成する、各 中隊の将校が集まって
私を連隊長に選出したのだが、私は、連隊長の人には適して
いない。と考えたため、この申し出を辞退した。

その代わりに、ロレンス氏を推薦した。

ロレンス氏は、人柄も素晴らしい人物であり、かつ、勢力の
ある人物だった為、スムーズに連隊長に任命された。

次に私は、資金調達方法の1つとして、富くじ( 宝くじの
起源であり、くじ引の一種 )を発行して資金を調達し、
町の下手に砲台を作り、大砲を設置してはどうか?

という提案をした。

すると、資金調達方法の1つであった「富くじ」は、あっと
いう間に完売してしまい、砲台はしばらくして作成された。

 

銃眼壁( 海から攻めてくる敵を迎え撃つ為に掘られた、
銃口より大きい 穴が開いた壁 )の突起部は、丸太を組んで
土をかぶせたモノであった。

資金調達方法が成功したちは、ボストンから古い大砲を
数門ほど購入した。

が、その数だけでは足りないため、ロンドンに注文して、
さらに数門ほど取り寄せることにしたのだ。

同時に、領主に援助をしてもらうようお願いしてみたのだが、
あまり当てにならなかった。

そうこうしている内に、ロレンス連隊長、アレン氏(裁判長)
エイブラム・テイラー氏、および 私は、ニューヨークの
クリントン知事に大砲を借りる使命を受け、義勇軍から派遣
された。

 

知事は、大砲の貸し出しに最初は断ったのだが、参議院と会食し、
マデーラ酒を大いに飲んでいるうちに(当時の土地の習慣では
マデーラ酒を飲む風習があった)、どんどん機嫌が良くなり、
ついには、大砲を6問 貸そうと言った。

さらに 酒は進み、より一層 機嫌も良くなり、6問から10問。
終いには、大砲を18問まで貸し出すことを承諾してくれた。

しかも その大砲は、砲身をのせる台のついた、とても立派な
18ポンド砲であった。

18問もの立派な大砲は、ただちに輸出され、私たちの砲台に
設置された。

そして、戦いが続いている間中、義勇軍の団員は、この砲台で
夜警を続けたが、私も みんなに混ざって、一兵卒として当番を
努めたのである。

<明白な事実を公に発表 / フランクリン、宗教的な断食を行う>

by 上田真司

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